キャッシュレス決済を導入するお店が増えている中で、「まずはPayPay」「次にクレジットカードも」というように、決済ブランドを1つずつ追加契約している方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にはそれぞれのブランドを個別に契約してしまうことで、運用の負担や資金管理の面で思わぬ課題が出てくることもあります。
本稿では、決済手段を個別契約で導入したときに起こりがちな3つの課題を整理し、運用コストを抑えながら効率よく使う方法について解説します。
キャッシュレス決済を導入しようと考えている経営者の多くは、次のような希望をお持ちではないでしょうか。
お客様が使いたい決済手段に対応したい
なるべくコストを抑えて、手軽に始めたい
店舗オペレーションはできるだけシンプルにしたい
売上や入金をまとめて管理したい
こうしたご要望はとても自然で、多くの事業者に共通するものです。ただ、実際に「ブランドごとに個別契約」で決済手段を増やしてしまうと、かえって手間が増えてしまったり、運用が複雑になってしまったりするケースも少なくありません。
キャッシュレス決済を使い始めるには、当然ながら各ブランドごとに「申込」「審査」「初期設定」などのプロセスが必要です。
キャッシュレス決済のもう一つの落とし穴は、ブランドごとに入金タイミングが異なることです。
例えば、以下のように入金タイミングが異なります。
PayPay:週次/早ければ翌水曜入金
d払い・au PAY:月末締め/翌月20日以降入金
クレジットカード(VISA/Mastercard):月末締め/翌月末入金
売上はその日のうちに発生していても、実際の入金日はブランドごとに数日〜数週間も差があるケースがあります。
そして、入金日がずれることで、以下のようなデメリットが発生します。
💡 入金タイミングのブランド別比較については、こちらの記事もご参照ください:
【入金サイクル徹底比較】キャッシュフローに不安がある小規模店舗に最適なキャッシュレス決済は?
複数の決済ブランドを個別に契約すると、それぞれの売上管理がバラバラになります。
こうした課題をまとめて解消する方法のひとつが、「複数ブランドをまとめて導入・管理できるサービス」を活用することです。
ELESTYLEが提供する「OneQR」は、以下のような仕組みで店舗運営の効率化をサポートしています。
PayPay/d払い/au PAY/Alipay などを一括で申込・審査可能
専用端末なし、QRコードだけで始められる
売上や入金状況、取引履歴をひとつの管理画面で確認
会計ソフトとの連携や、データのCSV出力も対応
さらに、インバウンド対応を意識した海外ブランド(Alipay・WeChat Pay)にも対応しており、個別契約では難しい部分も、ワンストップで導入できる点が強みです。
「OneQR」は、オンライン、オフライン、O2Oを問わず、あらゆる業態(飲食店、小売店、無人販売店、駐車場や自動販売機など)に対応する決済プラットフォームです。
最大の特徴は、商品選択から決済完了まで、お客様のスマートフォンで完結できる点です。店舗にQRコードを設置していただき、顧客のスマートフォンで読み取ることで、店舗にある商品がメニュー表のように画面上に表示されます。購入する商品を選択し、任意の決済方法で支払いをしていただきます。決済方法は、クレジットカード、交通系電子マネーに加え、国内外約40種類のキャッシュレスブランドに対応しているので、お客様の幅広い決済ニーズにお応えすることができます。
キャッシュレス決済機能だけにとどまらず、在庫や売上のリアルタイムチェック、クーポン発行、商品の売上比率確認など、経営の効率化を後押しする機能も搭載されています。高額な設備や機材、複雑なシステムを必要としないので安価に始められる「無人販売のソリューション」として、SMB※1からエンタープライズ企業まで、1,000箇所以上に導入されています。
(※1)SMB = Small to Medium Business(中小規模事業者)
詳しくはこちらのページをご覧ください。
キャッシュレスを導入する理由は、「お客様の利便性向上」だけではありません。スタッフの業務効率や、売上管理、資金繰り、そして経営者自身の負担を減らすという側面も非常に重要です。
ブランドごとの個別契約は、一見すると安くて自由なように思えますが、実は見えない手間や管理コストが積み重なっているケースも少なくありません。最初から「まとめて申し込んで、一元管理する」仕組みを選ぶことで、導入後の運用がグッと楽になります。
「キャッシュレス化を検討しているけれど、手間や不安がある」という方は、まずは一括導入型サービスを活用して、スモールスタートしてみるのもひとつの方法です。
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